外国為替証拠金取引の基礎
外国為替証拠金取引(FX)とは、各国の通貨を売買する投資商品です。得られる収益としては、為替差益、スワップポイント(それぞれの通貨の金利の差による収益)があります。投資信託や先物取引など他の投資商品には無い"レバレッジ"(預けた額よりも大きなお金の取引が出来ること)と呼ばれるしくみがあります。為替差益とは、通貨を買った時(他の通貨に両替した時)より、売る時に交換のレートが自分に有利に動いていた場合に受け取る収益です。自分に不利な方に動けば、逆に損をしてしまいます。通貨は世界中で24時間取引され、交換のレートは常に変化しています。スワップポイントとは、2つの通貨間の金利の差によって生じる収益です。FX 取り引きでは、"米ドル/円を買う"という場合、円を売り、米ドルを買うという取引をします。円を売るってどういうことでしょう?わかりにくいですね。米ドルを買う(両替する)場合、引き換えに日本円を払いますよね?この日本円を払うことを、"売る"と表現するのです。外国為替証拠金取引(FX)では、米ドルを買う(両替する)為の円は、借りてきます。また、買った米ドルは、貸します。(銀行等に預けるという方がイメージし易いでしょうか?)つまり、借りてきた円で、米ドルを買い、銀行に預けるイメージです。これを踏まえた上で、説明をしていきます。円は借りてきているので、利息を支払わなくてはなりません。一方、米ドルでは利子を受け取ることが出来ます。ここで収益が発生します。払うべき円の利息と、受け取る米ドルの利子は同じではありません。今現在(2006.05.29)、円の利子は0.1%、米ドルの利子は5%です。つまり、米ドルの5%と円の0.1%の差、4.9%がスワップポイントと呼ばれる収益です。もちろん、逆の取引(米ドル/円売り)ならスワップポイントを支払わなくてはなりません。(支払うべき脱毛の方が多くなるからですね。)スワップポイントは、金利の差によって生じる収益です。また、スワップポイントは、1日単位で計算され、金利差分を日割りで受け取ることが出来ます。レバレッジとは、預けたお金よりも大きな金額の取引を行えるしくみのことです。預けたお金の2倍の取引のことを、レバレッジ2倍といいます。5倍の取引の場合は、レバレッジ5倍です。レバレッジを使った取引は、儲けた場合も損をした場合も、額が大きくなります。スワップポイントもレバレッジ分多くなります。なぜ、このようなことが出来るのでしょうか?投資家が、大きな損失をかかえ、不動産担保ローン返済不能になる可能性が非常に低いからです。外国為替証拠金取引(FX)では、預けたお金は"証拠金"と呼ばれます。証拠金は、通貨の購入代金には使われず、担保として扱われます。また、1万通貨ごとに、取引に最低限必要な証拠金が決まっています。この"最低限必要な証拠金"を、"必要証拠金"と言います。参考値ー1万通貨あたり4万円程度:米ドル/円の場合。投資家が行った取引の損失によって、お客の資産が必要証拠金の20%を切った場合、FX会社は、その取引を自動的に終了(決済)します。(このしくみを"ロスカット"と呼びます。) また、お客の資産が必要証拠金の50%を切った場合、FX会社から連絡が来て、取引の規模を小さくするか、証拠金を追加して同じ規模の取引を継続するかを選ぶ"マージンコール"と呼ばれるしくみもあるFX会社もあります。こうすることで、証拠金以上の損失を出すことを防ぎます。(急激に為替が動いた場合は、決済が間に合わず、追加でお金が必要になることもあります。)レバレッジは、先に担保としてお金を預かっている為、大きな額の取引が出来るのですね。ロスカット及び、マージンコールの金額の設定には、FX各社によって差があります。取引のあるFX会社のHPなどで必ず確認してください。